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ドクターを再生するリトルボーイ

こどもと家族の入院経験を
よりよいものにしよう

小児入院患者のPX(patient experience)を評価する

Child HCAHPS日本語版の紹介

PXとは

PXPatient eXperienceとは

「医療のプロセスで患者が経験すること」です。

医療の質の中でも、患者中心志向(patient-centeredness)と深い関わりがあります。

PXの向上は、質のよい医療につながるため、

PXを評価する取り組みが各国で進んでいます。

​PXに関する詳しい説明は、

以下の外部サイトをご参照ください。

小児PX

 Patient experience is
the sum of all
interactions,
shaped by an organization's
culture,
that influence patient
perceptions
across the continuum of care.

defined by the Beryl Insitute

https://www.theberylinstitute.org/

機能
手を消毒する

Child HCAHPS®とは

2014年に米国で開発された小児入院患者用のPX評価尺度です。17歳以下の小児を対象とし、入院中のPXを尋ねる質問に保護者が回答します。英語圏はもちろん、日本語などの他言語に翻訳され、医療の質の改善に活かされています。

成人のPX評価尺度と比べて、小児に特徴的な点がいくつかあります。

こどもの権利

こどもには、必要なことを教えてもらい、自分の気持ち・希望・意見を伝える権利があります。自分で話せる患者の場合、主体的に医療に参加できていたか尋ねます。

発達段階の違い

赤ちゃんから17歳まで、様々な年齢・発達段階のこどもを対象とします。医療従事者が、こどもの発達段階に応じて対応していたか尋ねます。

保護者の存在

「患者・家族中心のケア」という言葉があるように、患者を支える家族の存在は重要です。保護者への説明や対応が適切であったか尋ねます。

Child HCAHPS日本語版

Child HCAHPS日本語版

米国のAHRQ (Agency for Healthcare Research and Quality)から翻訳許可を得て日本語版を作成し、その妥当性と信頼性を検証した論文が2022年に発表されました。

Child HCAHPS日本語版にはPXに関する質問が39あります。その内容の一部を紹介します。

聴診器を持つ赤ちゃん

Child HCAHPS日本語版

​質問サンプル

sample questions.png
お問い合わせ

お問い合わせ

Child HCAHPS日本語版を利用したい方、

小児PX多施設調査に興味のある方は、

下記フォームからご連絡ください。

​尺度は無償で提供させていただきます。

お問い合わせありがとうございます

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